各地の観光列車も新型コロナ拡大で運休相次ぐ 4月初旬に運転予定だった列車も



新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、各地で運転される予定だった臨時列車などの観光列車について、運転中止の発表が相次いでいる。運転中止が決まった列車のなかには、3月下旬から4月初旬に運転される予定だった列車も含まれている。

当面の運休が決まった「ラ・マルせとうち」。【撮影:草町義和】

JR西日本は3月2日までに、岡山~尾道間の臨時快速「ラ・マルしまなみ」と岡山~宇野間の臨時快速「ラ・マルせとうち」、新下関~東萩間の臨時快速「○○のはなし」、鳥取~出雲市間の臨時快速「あめつち」について、3月15日まで(「あめつち」は3月16日まで)の運転中止を発表。これ以降の運転については改めて案内するとしている。

JR東海は3月2日、飯田線の臨時急行「10周年飯田線秘境駅号」(3月27~29日、4月3~5日)の運転中止を決定。東海道本線の御厨駅の開業(3月14日)を記念して3月28日に沼津~御厨間で運転する予定だった臨時特急「御厨」や、御殿場線の松田→富士宮間を走る予定だった臨時特急「富士」も運転を中止すると発表した。

すでに切符を購入している場合は、原則として無手数料で払い戻しできる。