上信電鉄の700形5編成目、旧型電車の塗装を復刻してデビュー もとJR東日本の107系



上信電鉄(群馬県)は2月29日から、700形電車の第5編成(クモハ705+クハ755)の営業運転を始める。

上信電鉄の旧塗装を復刻した700形の第5編成。【画像:上信電鉄】

700形は2019年3月から営業運転を開始。同年12月までに2両編成4本が導入されている。車体の塗装は編成によって異なり、第4編成はJR東日本時代の塗装を復元した。新たに運転を開始する第5編成は、上信電鉄の旧型電車の塗装を復刻している。

700形は1988年から1989年にかけて54両(2両編成27本)が製造された、JR東日本の107系電車。105系電車に準じた車体を新造し、モーターや台車などは廃車になった国鉄165系急行型電車のものを再利用した。老朽化のため2017年までに全車引退したが、一部の車両を上信電鉄が譲り受けた。