JR東日本は3月24日、成田空港アクセス特急「成田エクスプレス(NEX)」で運用しているE259系特急型電車のデザインをリニューアルすると発表した。4月以降、順次変更する。
JR東日本によると、「NEX」は成田空港へのアクセスに限らず通勤やレジャーなどでも利用され、時代とともに利用目的が多様化している。新デザインでは空港アクセス特急のイメージを継承しつつ、シルバー基調のカラーを先頭車両の前面と側面に取り入れ、利用の場面や移り変わる沿線地域の風景を映し込む。
これにより「空港アクセス特急に限らない多様化したご利用目的に合わせた都市間輸送特急」「時代の変化に対応し持続して進化を遂げる」ことを表現したという。
「NEX」は1991年、成田線の成田空港支線の開業にあわせて東京都心方面と成田空港を結ぶ特急列車として運行開始した。車両は「NEX」用に新造された253系特急型電車を導入。2009年には2代目車両となるE259系が導入され、翌2010年までに「成田エクスプレス」の全列車がE259系に統一されている。
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