JR東日本は7月23日、同社が運営する新幹線のすべてのトンネルで携帯電話サービスを利用できるようにする。新幹線の車両が在来線に乗り入れるタイプのミニ新幹線でも、今年2020年内には全線で携帯電話が利用できるようになる予定。同社が6月9日、発表した。
JR東日本が運営する新幹線で携帯電話が利用できないトンネルがあるのは、上越新幹線・越後湯沢~浦佐間と東北新幹線・七戸~新青森間。いずれの区間のトンネルも7月23日から携帯電話が利用できるようになる。これにより北陸新幹線も含め、JR東日本の新幹線の全トンネルで携帯電話が使えるようになる。
このほか、ミニ新幹線の山形新幹線と秋田新幹線のトンネルでも携帯電話を利用できない区間があるが、今年夏には秋田新幹線のすべてのトンネルで携帯電話が利用可能に。山形新幹線も夏から年内にかけ、全トンネルで利用できるようになる予定だ。