JR四国「半自動ドア」ワンマン列車にも拡大 3月のダイヤ改正にあわせ



JR四国は2月25日、列車のドアの「半自動扱い」を運転士のみ乗務するワンマン列車にも拡大すると発表した。3月14日のダイヤ改正にあわせて実施する。

JR四国の7000系。ドアの脇にドア開閉押しボタンが設置されている。【撮影:草町義和】

同社は冷暖房による車内温度の保持を目的に、特急列車を除く車掌乗務の列車で半自動扱いを実施。列車が駅のホームに停車中、客自身がボタン操作することでドアを開け閉めしている。

この半自動扱いをワンマン列車にも拡大。これにより、ドア開閉押しボタンが設置されている車両で運転している普通列車はすべて、半自動ドアになる。

ドア開閉押しボタンが設置されている車両は、土佐くろしお鉄道からの乗り入れ車両を含む175両で、形式は次の通り。

7000系電車(36両)
7200系電車(38両)
1000形気動車(38両)
1200形気動車(18両)
1500形気動車(34両)
土佐くろしお鉄道9640形気動車(11両)

なお、国鉄時代に導入された次の車両はドア開閉押しボタンが設置されておらず、引き続き乗務員の操作によりドアの開け閉めを行う。

キハ40系気動車(10両)
キハ32形気動車(21両)
キハ54形気動車(12両)