近江鉄道「合格勝利きっぷ」発売 「語呂合わせ駅」から「勝運の神」最寄駅まで



近江鉄道は12月24日から同社の主要駅で「合格勝利きっぷ」の発売を始めた。縦210mm、横148mmの紙に五箇荘→太郎坊宮前と太郎坊宮前→桜川の乗車券2枚を印刷している。

「合格勝利きっぷ」のイメージ。【画像:近江鉄道】

太郎坊宮前駅は「勝運の神」として信仰されている太郎坊宮(阿賀神社)の最寄駅。五箇荘(ごかしょう)駅は「合格しよう」、桜川(さくらがわ)駅は「さくら咲く」の語呂合わせという。太郎坊宮からの「己に克つ総てに勝つ」の言葉と自身の願いごとを書く「願い紙」付き。

発売額は700円で1000部限定。彦根・八日市・近江八幡・貴生川の各駅で販売しているほか、通信販売の申込みも近江鉄道のウェブサイトで受け付けている。

近江鉄道の列車。【撮影:草町義和】

「合格勝利きっぷ」の発売に先立つ12月22日には、近江鉄道の社員が太郎坊宮で聖徳太子などに分し、受験生の合格を祈願した。同社によると、近江鉄道線では通学定期券の利用者が全体の3割を占めているという。

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