東海道新幹線「相鉄・東急」新線開業で新横浜始発の早朝「のぞみ」新設



JR東海は12月16日、来年2023年3月18日に実施するダイヤ改正の概要を発表した。相鉄新横浜線・東急新横浜線の開業にあわせ、早朝の時間帯に新横浜駅始発の下り臨時「のぞみ」を新設する。

東海道新幹線を走る列車。【画像:ジュンP/写真AC】

新横浜駅の下り始発列車は現在、定期列車の「ひかり533号」(新横浜6時00分発→新大阪8時13分着→広島9時56分着)。今回のダイヤ改正では新横浜6時03分発→新大阪8時06分着の臨時「のぞみ491号」を新設し、土曜日と月曜日を中心に運転する。

新大阪着は品川始発の「のぞみ99号」(品川6時00分発→新大阪8時16分着→博多10時46分着)より10分早く、「ひかり533号」と比べても7分早い。

相鉄新横浜線・東急新横浜線の西谷~新横浜~日吉はJRダイヤ改正と同じ日の3月18日に開業する予定。相鉄と東急電鉄が12月16日に発表したダイヤ改正の概要によると、両者とも5時台に湘南台・海老名方面と目黒・渋谷方面から新横浜始発の「ひかり533号」や「のぞみ491号」に乗り継げる列車を運行する。

相鉄新横浜線・東急新横浜線の新横浜駅に停車している相鉄の訓練列車(報道公開時)。【撮影:草町義和】

JR東海は「沿線から新横浜経由で、名古屋・京都・新大阪へより早い時間に到着することができるようになります」とアピールしている。

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