花輪線の全線復旧「来年4~5月頃」8月の大雨で一部不通



JR東日本の盛岡支社と秋田支社は11月15日、一部区間の運転を見合わせている花輪線について、来年2023年4~5月頃の復旧を見込んでいると発表した。

花輪線の鹿角花輪駅。【画像:忍者くん/写真AC】

花輪線は好摩~大館の106.9kmを結ぶ鉄道路線。今年2022年8月の大雨で路盤流出などの被害が発生し、現在も秋田県内の鹿角花輪~大館の37.2kmで運転を見合わせている。同区間ではバスによる代行輸送と高速バスの振替輸送が行われている。

十和田南~末広の米代川護岸の被災状況(2022年8月撮影)。【画像:JR東日本】

盛岡・秋田の両支社は運転再開時期などの詳細が決まったら改めて案内するとし、当面は引き続き代行バスと振替輸送を利用するよう呼びかけている。

《関連記事》
東北各地の運休路線、すべて代行輸送を確保へ 高速バスによる振替輸送も
山形新幹線「米沢トンネル」県・JRが覚書締結 200km/h対応、10分強の短縮へ