東北本線の岩手飯岡駅「橋上駅舎」12月から使用開始 東北新幹線の高架下くぐる



JR東日本の盛岡支社と東北建設プロジェクトマネジメントオフィス(旧・東北工事事務所)は11月1日、東北本線・岩手飯岡駅(盛岡市)の橋上駅舎を12月18日の5時から使用開始すると発表した。

岩手飯岡駅の新しい橋上駅舎(西口)。【画像:JR東日本】

鉄骨2階建てで延床面積は約460平方m。東北本線に並行する東北新幹線の高架下をくぐる形で整備された。駅舎内には改札窓口とみどりの窓口、自動券売機1台、待合室、改札内トイレを設置。ほかにバリアフリー設備として改札内バリアフリートイレと11人乗りエレベーター2基を設ける。

橋上駅舎の東口。東北新幹線の高架下に整備された。【画像:JR東日本】

この橋上駅舎と同時に駅の東西を結ぶ自由通路も使用開始する。幅は約4mで24人乗りのエレベーターを2基設ける。

岩手飯岡駅は盛岡駅から二つ目の東北本線の駅。盛岡市とJR東日本は2020年6月に施行協定を締結し、同年9月から橋上駅舎と東西自由通路の工事に着手した。

《関連記事》
東北本線の岩手飯岡駅に橋上駅舎と東西自由通路を整備 8月にも着工へ
田沢湖線「前潟駅」新駅名は仮称のまま 盛岡イオンモール近く、来年3月開業へ