JR九州は9月16日、長崎駅の出入口の愛称を決めたと発表した。東口は「かもめ口」、西口は「いなさ口」になる。長崎市からの要望を受け愛称を決めた。9月23日には西九州新幹線が開業し、長崎駅に新幹線の列車「かもめ」が乗り入れる。
東口の「かもめ口」は駅前の「かもめ広場」が再び東側に設置されることや、西九州新幹線「かもめ」が発着するホームが東口側にあることにちなんだ。一方、長崎駅の西口側には長崎市内のランドマークとなっている稲佐山があることから、西口を「いなさ口」とした。
JR九州は愛称の設定について「位置関係をイメージしやすいため」「長崎市民や観光のお客さまが方向性を認知しやすくするため」としている。西九州新幹線が開業する9月23日にあわせ愛称の使用を開始するが、駅舎内の案内表示などの変更は準備ができ次第実施される。
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