東京メトロ・都営地下鉄の旅行者向けフリー切符、全国のコンビニで販売



東京地下鉄(東京メトロ)は2月21日から、同社の地下鉄路線と東京都交通局が運営する都営地下鉄のフリー切符「Tokyo Subway Ticket(東京サブウェイチケット)」を、全国のコンビニエンスストアで購入できるようにする。

東京メトロ丸ノ内線の電車。【撮影:草町義和】

「東京サブウェイチケット」を新たに購入できるようになるのは、北海道・東北・北信越・四国・九州の24道県のローソン・セブン―イレブン・ファミリーマート各店舗。いずれもマルチメディア端末を使ってクーポン券を購入し、東京メトロか都営地下鉄の駅事務室で切符と引き換える必要がある。クーポン券の有効期間は発行から1カ月間。

「東京サブウェイチケット」は、東京メトロと東京都交通局が運営する東京の地下鉄全13路線が乗り放題になる、訪日外国人旅行客や一部の国内旅行者向けのフリー切符。有効期間が改札の初回通過時から24・48・72時間の3種類ある。発売額は24時間が800円、48時間が1200円、72時間が1500円だ。

「東京サブウェイチケット」は現在、関東を中心とした1都7県(東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬・山梨の各都県)以外からの東京行き旅行商品や、東京を着地とする乗車券、航空券などとともに購入する必要がある。2月21日からは各地のコンビニでクーポン券を購入することで、単体でも利用できるようになる。