高輪ゲートウェイ駅に無人店舗などオープン 山手線・京浜東北線の新駅 JR東日本



JR東日本は2月13日、山手線・京浜東北線の高輪ゲートウェイ駅(3月14日開業予定、東京都港区)の構内に、人工知能(AI)を活用した店員のいない売店など新しいタイプの店舗を設けると発表した。

AIを活用した無人店舗「タッチ・トゥー・ゴー」のイメージ。【画像:JR東日本】

同駅に設けられるのは、駅の開業から9日後の3月23日にオープンする無人AI決済店舗「TOUCH TO GO」(タッチ・トゥー・ゴー)。「商品を手に取るだけでウォークスルーのお買い物ができる無人AI決済技術」(JR東日本)を導入するという。JR東日本はこれまで、赤羽駅などで無人AI決済店舗の実証実験を行ってきた。

同日にはスターバックスコーヒーの高輪ゲートウェイ駅店(仮称)もオープンする予定。あらかじめスマートフォンのアプリなどを使って事前に注文決済し、レジに並ぶことなく商品を受け取ることができるサービスを導入する。

また、日本航空との連携によるバーチャル旅行体験の実証実験を4月1日から同駅で実施。最新技術を使った仮想現実体験の実験で、体験者は「現地ナビゲーターに誘われ、五感で感じながらバーチャルで旅を体験」することができるという。