埼玉高速鉄道が平日朝のラッシュ時に増発 3月14日ダイヤ改正



埼玉高速鉄道は2月12日、ダイヤ改正を3月14日に実施すると発表した。ラッシュ時間帯の列車を増やし、混雑の緩和を目指す。

乗り入れ先の東急目黒線を走る埼玉高速鉄道の列車。【撮影:草町義和】

平日は、上り浦和美園発8時台の列車1本を7時台に移動。上り鳩ヶ谷発10時台の列車1本も8時台に移動し、朝ラッシュ時間帯の混雑緩和を図る。このほか、一部の列車の行き先や始発駅、運転時刻の変更を行う。土曜・休日は一部の列車の運転時刻を変更する。

埼玉高速鉄道は、赤羽岩淵~浦和美園間14.6kmを結ぶ埼玉高速鉄道線を運営する第三セクター。同線は終点の浦和美園駅付近を除きほぼ全線が地下トンネルで、東京地下鉄(東京メトロ)南北線~東急電鉄目黒線との相互直通運転を行っている。

混雑率(2018年度)は埼玉高速鉄道線内が最大128%。前年度の2017年度に比べ5%増えた。直通先の東京メトロ南北線も2018年が前年度より3%増の159%になっている。