京成「スカイライナー」10月30日から全便再開 青砥駅停車や「臨時ライナー」は?



京成電鉄は10月1日、成田空港アクセス特急「スカイライナー」について、10月30日から運休中のすべての「スカイライナー」の運転を再開すると発表した。

京成電鉄の成田空港アクセス特急「スカイライナー」。【撮影:草町義和】

スカイライナーは新型コロナウイルス感染拡大を受け減便中。日中を中心に1日あたり上下計36本が運休しており、現在の運行本数は46本だ。10月30日からは全便再開し、1日あたり上下計82本、終日おおむね20分間隔で運行される。

京成電鉄は、新型コロナウイルスの新規感染者が減少していることや、ワクチン接種が進展していること、政府が行動制限緩和などを検討していること、10月31日から実施される航空各社の冬ダイヤで増便が計画されていることなどを踏まえたとしている。

「スカイライナー」の一部列車で実施している青砥駅への臨時停車は、当面のあいだ継続。平日朝の通勤時間帯に印旛日本医大→京成上野間で運行しているAE形電車の「臨時ライナー」も、当面のあいだ継続する。

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