西武鉄道「旧2000系最後の8両編成」ツアー 南入曽と「秘密会場」で撮影会



西武鉄道と西武トラベルは来年2022年1月22日、鉄道マニア向けの日帰りツアー「旧2000系最後の8両編成2007Fで行く!南入曽車両基地とヒ・ミ・ツの撮影会場!」を実施する。

2000系の第2007編成。【画像:西武鉄道・西武トラベル】

1月22日の8時15分~9時15分、西武新宿駅に集合。貸切列車(旧2000系の第2007編成)に乗車して同駅を9時30分頃に出発する。10時30分頃、南入曽車両基地に到着。001系「ラビュー」・10000系「ニューレッドアロー(NRA)」・40000系を並べた撮影会や、運転士による2000系にちなんだトークショー、2000系の運転台見学が行われる。

13時00分頃、再び第2007編成の貸切列車に乗車し、30分ほどで「ヒ・ミ・ツの撮影会場」に。その名の通り、西武鉄道は会場の場所を明らかにしておらず、当日のお楽しみだ。ここで4両編成(2両編成2本を連結)の2000系や新101系、新宿線6000系の撮影会を実施。その後、第2007編成の貸切列車で池袋駅に向かい、解散となる。

募集人員は192人(1組1~6人、最少催行人員は110人)。7人掛けの座席を3人、3人掛けの座席を2人で使用するものとして参加者同士の間隔を確保する。旅行代金は大人1万7000円・子供1万5000円。昼食(サンドイッチ)や「2000系パスケース」などの乗車記念品が付く。申込みは西武トラベルのウェブサイトで受け付けている。

西武鉄道の2000系は1977年から1992年にかけ400両以上が製造された通勤電車。同社の通勤電車はドアの数が片側3カ所だったが、各駅停車列車の乗降時間を短縮するため、西武の通勤電車としては初めて4ドアを採用した。1編成の車両数は2・4・6・8両とバラエティに富んでいる。

近年は老朽化に伴う新型車両への更新で数を減らしているが、2021年3月31日時点でも366両が運用されており、西武鉄道のほぼ全線で運転中。第2007編成は1977~1979年のあいだにデビューした初期の車両(旧2000系)のうち、最後の8両編成として運用されている。

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