大井川鉄道「全通90周年」無人駅含む記念入場券 計画図などデザインの台紙も



大井川鉄道は12月11日、「大井川本線 金谷~千頭間全通90周年記念入場券セット」を発売した。

「大井川本線 金谷~千頭間全通90周年記念入場券セット」 のイメージ。【画像:大井川鉄道】

通常は入場券の取り扱いがない無人駅を含む、金谷~千頭間の硬券入場券20枚と台紙のセット。台紙は開業初期の蒸気機関車121号や全線開通式典の写真、全通前の路線計画図などをデザインした。

発売額は3000円で500セット限定。金谷・新金谷・千頭の各駅売店と新金谷駅前プラザロコ、大井川鉄道のネットショップで販売している。

大井川鉄道の大井川本線は奥大井からの木材搬出や奥大井への電源開発資材輸送も目的に計画され、1926年6月に着工。翌1927年6月から6回の部分開業を経て、いまから90年前の1931年12月1日に金谷~千頭間39.5kmが全通した。

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