近鉄の年末年始「終夜運転」265本の計画 新型特急「ひのとり」も伊勢方面へ初運転

近鉄は12月10日、2021~2022年の年末年始の運転計画を発表した。12月31日夜(大みそか)から1月1日朝(元旦)にかけての終夜運転は実施。大阪・名古屋~伊勢方面では新型の名阪特急80000系「ひのとり」を使用した終夜運転も初めて行われる。

伊勢方面への終夜運転を初めて実施する「ひのとり」。【画像:近鉄】

終夜運転の運行本数は、特急列車・一般列車の合計で265本(運転区間の延長を含む)。ケーブルカー・ロープウェイも合計111往復(うち26往復は5時台からの運転)が運転される計画だ。コロナ禍前の2019~2020年の終夜運転の計画と比べると、特急列車・一般列車の運行本数は33%の減少になる。

終夜運転の実施区間と運行本数などは次の通り。このほか、12月31日と1月1~3・8~10日も各線で臨時列車が増発される計画だ。

大阪地区

●大阪線(33本)
特急:大阪難波→宇治山田:6本(約60分間隔)
 ※うち3本は「ひのとり」(大阪難波発0時00分・1時00分・2時00分)
特急:五十鈴川→大阪上本町・大阪難波:5本(約60~120分間隔)
 ※うち3本は「ひのとり」(五十鈴川発2時35分・3時35分・4時07分)
普通:大阪上本町~榛原・名張間:22本(約30分間隔)

●奈良線(31本)
普通:大阪難波~近鉄奈良:31本(約15~30分間隔)

●京都・橿原・天理線(52本)
特急:京都→宇治山田:2本(23時台・2時台)
特急:五十鈴川→京都:1本(2時台)
特急:京都→橿原神宮前:1本(0時台)
特急:橿原神宮前→大和西大寺:1本(1時台)
特急:近鉄奈良・大和西大寺→京都:2本(23時台・1時台)
普通:京都~大和西大寺~橿原神宮前:27本(約30分間隔)
普通:平端~天理:18本(約30~50分間隔)

●けいはんな・生駒・信貴線(49本)
普通:長田~学研奈良登美ヶ丘:23本(約30~60分間隔)
普通:生駒~王寺:6本(約60~90分間隔)
普通:河内山本~信貴山口:20本(約30分間隔)

●南大阪線(22本)
特急:大阪阿部野橋→橿原神宮前:2本(2時台・4時台)
特急:橿原神宮前→大阪阿部野橋:2本(1時台・3時台)
普通(一部準急):大阪阿部野橋~橿原神宮前:18本(約30~60分間隔)

●道明寺・御所・長野線(37本)
普通:道明寺~柏原:16本(約30分間隔)
普通:尺土~近鉄御所:9本(約60分間隔)
普通:古市~河内長野:12本(約30~60分間隔)

●ケーブルカー・ロープウェイ(111往復)
生駒ケーブル:鳥居前~宝山寺:57往復(約10分間隔)
西信貴ケーブル:信貴山口~高安山:28往復(約20~30分間隔)
※生駒ケーブルの宝山寺~生駒山上間は5時30分頃から18往復(約10~20分間隔)
※葛城山ロープウェイは5時10分頃から8往復(約30分間隔)

名古屋地区

●名古屋・山田・鳥羽・鈴鹿線(41本)
特急:近鉄名古屋→宇治山田:8本(約60~70分間隔)
 ※うち3本は「ひのとり」(近鉄名古屋発0時00分・1時00分・2時00分)
特急:五十鈴川発→近鉄名古屋:6本(約40~60分間隔)
 ※うち3本は「ひのとり」(五十鈴川発2時04分・3時04分・4時04分)
普通:近鉄名古屋~近鉄四日市~伊勢中川:12本(約60分間隔)
普通:伊勢中川~五十鈴川・鳥羽:13本(約60分間隔)
※鈴鹿線の平田町~伊勢若松間は最終列車繰り下げ・始発列車繰り上げの2本

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