宇都宮のバス・路面電車の新ICカードの名前を一般投票 「ロコカ」「ネクスカ」「トトラ」3案



宇都宮ICカード導入検討協議会は2月6日から20日まで、宇都宮エリアに導入される新しい交通系ICカード「地域連携ICカード」の名前の投票を実施する。

地域連携カードを導入する宇都宮ライトレールのウェブサイト。【画像:宇都宮ライトレール】

「Lococa(ロコカ)」「Nexca(ネクスカ)」「Totra(トトラ)」の3案のなかから一つを選んでもらう。投票は名称募集の専用サイトやキャンペーンのチラシについている郵便はがきなどで受け付ける。投票者のなかから抽選で20人に5000円相当のポイントを付けたICカードをプレゼントする。

地域連携ICカードは、バスの定期券や各種割引などの地域独自サービスと、JR東日本のICカード「Suica」(スイカ)のサービスを一体化したカード。JR東日本とJR東日本メカトロニクス、ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズが共同で開発している。

宇都宮エリアでは2021年春、路線バスを運行している関東自動車とジェイアールバス関東が導入する予定。路面電車タイプの軽量軌道交通(LRT)を運営する宇都宮ライトレールも2022年の開業にあわせて導入する予定だ。岩手の路線バスを運行している岩手県交通は2021年春に地域連携ICカードを導入する。