大井川鉄道(静岡県)は10月20日、井川線の奥大井湖上駅で星空を観察する列車の2021~2022年シーズンの運行計画を発表した。合計32日間運転する。
通常は夜間の運行がない井川線の千頭~奥大井湖上間を往復。折返し地点の奥大井湖上駅で星空を観察する。運行日は2021年11月6日~2022年2月27日の土・日曜(2022年1月1・2日を除く)。
運行時刻は千頭16時53分発→奥大井湖上18時01分着・19時00分発→千頭20時05分着。 奥大井湖上駅で1時間ほど星空を観察する。途中駅には運転停車(旅客扱いを行わない業務上の停車)を除き停車せず、井川線では通常行わない急行運転に。列車名も従来の「星空列車」から「星空Express」に変わる。
井川線の列車としては最長となる客車8両編成で運転する予定。1編成の最大定員は約300人だが営業上の定員を120人に抑え、客の密集を防ぐ。
事前予約は不要だが先着順。乗車には「星空列車特別乗車券」(大人1940円・子供970円)が必要だ。「大井川周遊きっぷ」「井川寸又峡周遊きっぷ」では乗車できない。
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