JR四国のICカード利用可能駅、3月14日から7駅増 観音寺駅や琴平駅など



JR四国のイコカのエリア。赤点線内の一部の駅で利用できるようになる。【画像:JR西日本】

JR四国は3月14日のダイヤ改正にあわせ、ICカード「ICOCA」(イコカ)を利用できる駅を増やす。

JR四国内で新たにイコカを使えるようになるのは、予讃線の詫間駅と観音寺駅、土讃線の善通寺駅と琴平駅、高徳線の栗林公園北口駅と栗林駅、屋島駅の、合計7駅。予讃線・多度津~観音寺間と土讃線・多度津~琴平間、高徳線・高松~屋島間が新たにイコカのエリアに加わることになるが、7駅以外の駅では引き続きイコカは利用できない。

7駅では、イコカを含む全国相互利用サービスの交通系ICカードによる改札の入出場とチャージができるほか、イコカの発売と払い戻しに対応する。ただし、栗林公園北口駅および屋島駅ではチャージ非対応。イコカ定期券は引き続き対応せず、発売も行わない。

イコカはJR西日本が展開している交通系ICカード。JR四国は独自のICカードを開発、導入せず、2012年からイコカを導入した。いまは予讃線の高松~多度津間と瀬戸大橋線の茶屋町~宇多津間で利用可能。全体の距離が200km以内ならJR西日本のイコカエリアとJR四国のイコカエリアをまたいで使うこともできる。

JR四国の高松駅に停車中の快速「マリンライナー」。【撮影:草町義和】