大井川鉄道の秘境駅を1本の列車で「全駅制覇」 井川線「“超”普通」ツアー

井川線の川根小山駅。【撮影:草町義和】

日本旅行の大阪法人営業統括部は、大井川鉄道の井川線(静岡県)に乗るツアー「“超”普通列車で行く大井川鐵道井川線全駅制覇と基地見学の旅」を企画した。10月23~24日の1泊2日。

10月23日は新金谷駅で大井川鉄道大井川本線のフリー切符が渡され、各自で川根温泉ホテルに移動して宿泊。翌24日は千頭駅に移動して井川線の終点・井川駅まで特別列車「“超”普通列車」に乗る。

「“超”普通列車」の運行時刻は千頭7時45分発→井川10時24分着。定期列車の所要時間は1時間50分ほどだが、「“超”普通列車」は2時間39分。途中にある全12駅でそれぞれ5分以上停車し、すべての駅の見学が可能だ。その後、アプトいちしろ駅や川根両国駅に隣接する車両基地を見学し、千頭駅に戻って解散になる。

一人あたりの旅行代金は大人3万4000円・子供2万8000円から。9月14日の15時から大阪法人営業統括部のウェブサイトなどで申込みを受け付ける。

井川線の奥大井湖上駅。【撮影:草町義和】

井川線はダム開発のため建設された山岳地帯の路線で沿線人口が非常に少なく、いわゆる「秘境駅」が連続している。旅客列車の運行本数も1日5往復(うち1往復は一部区間の運行)と少なく、井川線の列車だけですべての駅に下車するには少なくとも2日かかる。

大阪法人営業統括部は「通常は運転本数が限られるために下車見学が難しい秘境駅も全駅制覇」できるとし、「今まで下車したくてもできなかった駅に下車できるチャンスです」とアピールしている。

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