プラレール初「電池不要」の車両 第1弾はE5系「はやぶさ」とE6系「こまち」



「電池いらず」シリーズのE5系「はやぶさ」とE6系「こまち」のイメージ。【画像:タカラトミー】

タカラトミーは9月3日、プラレールの「電池いらずで出発進行!テコロでチャージ」シリーズの第1弾として、「E5系新幹線はやぶさ」「E6系新幹線こまち」を10月21日に発売すると発表した。

車体に発電・蓄電システムを搭載。床やテーブル上などで前後に転がして発電し、モーターを動かす。電気の蓄電量は運転席に設置したLEDの光の強さで確認できる。約30秒間のチャージで約7m(正円に組んだレイアウトの5~6周分)走れるという。

希望小売価格は「はやぶさ」「こまち」とも4180円。

「電池いらず」シリーズの遊び方。【画像:タカラトミー】

タカラトミーによると、プラレールを十分に電動走行させるために必要な電力を子供の手の力だけで作りだすには効率的な発電機構が必要だが、特殊な発電・蓄電システムを新たに開発したことにより、これを実現した。電池を使わずに電動走行できるプラレール車両は、これが初めてという。

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