日立「蓄電地で走る路面電車」イタリアで試験運転に成功

日立製作所グループの日立レール(イタリア)は2月1日、イタリアの都市フィレンツェで初の「蓄電地駆動トラム」の試験運転に成功したと発表した。

蓄電地駆動トラムのイメージ。【画像:日立レール(イタリア)】

蓄電地駆動トラムは、架線からの電気の供給を受けず、車両に搭載した蓄電地の電気で走る路面電車。この試験運転では、既にフィレンツェで運行されている日立製のトラム「Sirio」に蓄電池を搭載し、路線の一部を蓄電池駆動で走行した。

日立レールによると、蓄電地駆動トラムは架線柱や架線を設置する必要がないことから、建設費を削減したり景観を向上させたりすることができる。また、電車が減速する際に発生する回生電力を蓄電地に再充電することで、トータルでのエネルギー消費量も削減できるという。

中国・淮安の路面電車。車両の上方に架線がない。【撮影:草町義和】

架線による電気の供給が不要な路面電車は、中国の淮安やフランスのニース、ブラジルのリオデジャネイロなどで導入されている。

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