「えきねっと」予約切符をJR東海の駅で受取可能に 「EX」もJR東日本の駅でOK



JR東日本の指定席券売機(上)とJR東海の指定席券売機(下)。【画像:ゆるまる/写真AC】

JR東日本とJR東海は8月31日、両社のネット予約サービスで予約した切符を相互に受け取れるようにすると発表した。来年2022年春頃のサービス開始を予定している。

JR東日本のインターネットJR券申込みサービス「えきねっと」は、個室など一部の切符を除きJR旅客6社の指定席券などを予約できるが、切符の受け取り場所はおもにJR東日本・JR北海道・JR西日本(北陸エリアの一部)の駅に限られる。相互受取サービスの導入により、JR東海のおもな指定席券売機でも一部の切符を除き、「えきねっと」で予約した切符を受け取れるようにする。

一方、東海道・山陽新幹線のネット予約・チケットレス乗車サービス「EXサービス(エクスプレス予約・スマートEX)」で予約した切符は現在、おもに東海道・山陽新幹線各駅の指定席券売機や受取専用機、JR東海・JR西日本のおもな駅の窓口で受け取れる。こちらも相互受取サービスの導入後は、JR東日本の「東京都区内」「横浜市内・川崎・鶴見線内」と小田原駅、熱海駅の指定席券売機で受け取れるようにする。

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