上越新幹線「E7系」追加投入で「Max」更新完了 「とき」定期列車は6割がE7系に

上越新幹線に追加投入されるE7系。【撮影:草町義和】

JR東日本の新潟支社は8月26日、上越新幹線にE7系電車を追加投入すると発表した。これにより新幹線で唯一の2階建て車両となっていたE4系電車「Max」の置き換えが完了する。

追加投入は10月2日。「とき」「たにがわ」の上下計22本を新たにE7系で運転する。これにより「とき」は定期列車の26往復中、約6割の16往復がE7系で運転される。編成の変更に伴う運転時刻の変更はない。このほか、平日は普通車を全車自由席としていた上り始発列車「とき300号」について、10月2日以降は毎日、一部車両を普通車指定席とする。新潟支社はこれにより着席ニーズに応えるとしている。

10月2日以降にE7系で運転される上越新幹線の列車(青)。「とき」の定期列車は約6割がE7系になる。【画像:JR東日本】

JR東日本は2017年4月、上越新幹線に2018年度から2020年度までE7系を132両(12両編成11本)投入すると発表。これに伴いE4系「Max」がE7系に更新され、2020年度末までに引退する計画だった。

引退が延期されていた2階建て新幹線のE4系「Max」。【画像:HK-SAN/写真AC】

しかし2019年10月の台風で、長野新幹線車両センターに留置されていた北陸新幹線用のE7系が被災。代替として上越新幹線に順次投入されていたE7系を北陸新幹線に回したことから、E4系の引退も延期されていた。E4系は10月1日限りで定期列車での運用を終了する予定。これ以降は旅行商品専用列車として上越新幹線と東北新幹線で運転され、10月17日がラストランになる予定だ。

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