19周年のIGR・青い森「開業130周年」で盛岡~青森フリー切符 片道運賃より安く

青い森鉄道の電車。【撮影:草町義和】

第三セクターのIGRいわて銀河鉄道と青い森鉄道は8月1日、「もりもりフリーパス」を発売した。両社が運営する旧・東北本線の盛岡~青森間(岩手県・青森県)を自由に乗り降りできる。同区間の開業130周年を記念し、両社が共同で企画した。

発売期間は8月1日~来年2022年1月10日。いわて銀河鉄道線の盛岡~目時間と青い森鉄道線の目時~青森間を今年2021年8月1日から来年2022年1月11日までの期間中、連続する2日間に限り自由に乗り降り出来る。

発売額は大人5500円・子供2750円。盛岡~目時~青森間の片道運賃は大人5590円で、「もりもり」はこれより90円ほど安い。IGRは小繋駅と斗米駅を除く各駅窓口、青い森鉄道は三戸・剣吉・八戸・下田・三沢・上北町・乙供・野辺地・小湊・浅虫温泉・青森の各駅窓口で発売。発売期間内なら有効期間開始日の1カ月前の日から購入できる。

東北本線は130年前の1891年9月1日、盛岡~青森間の延伸開業で東京市内の上野と青森を結ぶ区間が全通した。当初は日本鉄道という私鉄が運営していたが、のちに国有化。1987年の国鉄分割民営化でJR東日本が運営を引き継いだ。

19年前の2002年には、東北新幹線の盛岡~八戸間が延伸開業。これに伴い並行する東北本線の盛岡~八戸間がJRから経営分離され、岩手県寄りの盛岡~目時間はIGRいわて銀河鉄道、目時~八戸間は青い森鉄道が運営を引き継いだ。2010年には東北新幹線・八戸~新青森間の延伸開業により、東北本線の八戸~青森間も青い森鉄道に移管された。

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