四国交通の定期観光ボンネットバス、2020年度で最後の運行に



徳島県三好市を中心に路線バスを運行している四国交通は1月19日、季節限定運行の定期観光バス「大歩危・祖谷コース」の2020年度の運行計画を発表した。ボンネットバスを使った運行はこれが最後になるという。

現在認可申請中の計画によると、運行ルートは、JR阿波池田駅(乗車)~阿波池田BT(乗車)~平家屋敷~郷土料理の昼食~かずら橋~小便小僧~道の駅大歩危~大歩峡船下り(降車)~西宇(降車)~JR阿波池田駅(降車)~阿波池田BT(降車)。運賃は食事代と観光料を含め8800円だ。

運行日は、4月4~26日の土曜・休日、5月7~31日の毎日、6月6日~7月26日の土曜・休日、8月1~11日の土曜・休日、8月17~31日の毎日、9月5~27日の土曜・休日、10月1日~11月30日の毎日になる。

同社が保有する1966年製のレトロなボンネットバスで運行されるが、冷房を搭載していないこともあり、7~9月と酷暑日、点検整備が必要な日は、ボンネットバス以外の車両で走る。

インターネット上での予約は2月1日から開始。予約日から3カ月先の運行分まで予約できる。四国交通は「ボンネットバスで定期観光を運行するのは今年が最後となります。ラストイヤーをぜひご一緒ください」としている。