都営浅草線・京急線の泉岳寺駅でホームドア設置工事 合計4駅に



都営浅草線のホームドア。【画像:東京都交通局】

東京都交通局は1月26日から、都営浅草線・京急本線の分岐駅である泉岳寺駅(東京都港区)でホームドアの設置工事を始める。

まず1月26日、3・4番線ホーム(押上方面)にホームドアを設置。続いて2月9日に1・2番線ホーム(京急線・西馬込方面)にも設置する。実際にホームドアの運用を始めるのは、3・4番線が2月下旬、1・2番線が3月上旬の予定だ。

東京都交通局は2023年度までに、京成電鉄が管理する押上駅を除く全駅にホームドアを設置する計画。このうち新橋・大門・三田・泉岳寺の4駅は今年2020年春までに設置する計画が立てられ、泉岳寺を除く3駅はすでに設置済み。

同線では複数の社局の車両が多数乗り入れており、従来の方式でホームドアを導入すると、東京都交通局だけでなく乗り入れ各社も車両の改修が必要。導入コストと時間がかかることから、QRコードを活用したドア開閉連動技術を導入したのが特徴だ。車体に張り付けたQRコードを地上側の読み取り装置によってドアの位置を検知している。