京都鉄道博物館は6月25日から、JR西日本と京都丹後鉄道の観光列車を本館1階「車両のしくみ/車両工場」エリアで特別展示する。
展示されるのは、京都丹後鉄道のKTR700形気動車を改造した観光車両「丹後くろまつ号」1両と、JR西日本のキハ47形気動車を改造した観光車両「○○のはなし」2両。6月25日の15時から入線シーンが公開される。展示期間は「丹後くろまつ号」が6月25~27日、「○○のはなし」が6月25日~7月6日。
これに伴い、展示する車両にちなんだグッズをセットにした入館券や、通常は客の立入が禁止されているエリアで入線シーンを見ることができる「特別観覧エリア」の入場券とグッズをセットにしたチケットが販売される。特別観覧エリアを設置するのは今回の特別展示が初めてだ。
京都丹後鉄道は第三セクターの北近畿タンゴ鉄道が「丹後くろまつ号」を含む車両や線路施設を保有し、ウィラートレインズが北近畿タンゴ鉄道から車両や施設を借りて列車を運行している。第三セクターが所有する鉄道車両の特別展示が京都鉄道博物館で行われるのは、今回が初めてという。