宗谷本線の観光列車「山紫水明」で運転 前年「風っこ」臨時列車の好評受け



JR北海道は1月16日、宗谷本線で観光客向けの臨時列車「花たび そうや」を5月から8月にかけて運転すると発表した。キハ40系気動車を改造した観光車両「山明号」「紫水号」を連結した「山紫水明」シリーズ2両編成で運転する。

JR北海道の観光車両「山明号」(左)と「紫水号」(右)。【画像:JR北海道】
JR北海道の観光車両「山明号」(左)と「紫水号」(右)。【画像:JR北海道】

運転日は5月8日~6月7日の金・土・日曜日の15日間。5月8・9・10・15・16・17日は旭川~音威子府間の急行「花たび そうや1・2号」として運転する。時刻は「1号」が旭川7時20分発→音威子府12時12分着、「2号」が音威子府12時35分発→旭川16時23分着。

5月22・23・24・29・30・31日と6月5・6・7日は音威子府~稚内間の急行「花たび そうや3・4号」として運転。時刻は音威子府11時07分発→稚内13時39分着(3号)と稚内14時00分発→音威子府17時02分着(4号)になる。

宗谷本線では2019年の8月から9月にかけ、JR東日本が保有するキハ40系改造のトロッコ風気動車「びゅうコースター風っこ」を使った臨時列車「風っこ そうや」が運転された。

2019年に宗谷本線で運転された「風っこ そうや」。【画像:中村昌寛/写真AC】

JR北海道は「ご好評をいただき、多くのお客様に沿線の魅力を体験していただくことができました」として、今年2020年も宗谷本線の観光列車の運行を検討。自社車両の「山紫水明」シリーズで運転することにしたという。