銚子電鉄「絶対にあきらめない」姿を紹介 「まずい棒」や映画の制作など



銚子電鉄の列車。【撮影:草町義和】

交通新聞社は4月15日、交通新聞社新書『廃線寸前!銚子電鉄 “超極貧”赤字鉄道の底力』(寺井広樹)を発売する。

銚子電鉄(千葉県銚子市)は古くから厳しい経営が続いており、ぬれせんべいの製造・販売など副業で鉄道の赤字を穴埋めしていることで知られる。『廃線寸前!銚子電鉄』は、「経営がまずい」ということで「まずい棒」というスナック菓子を発売したり、『電車を止めるな!』という映画を制作したりするなど、近年の銚子電鉄の「『絶対にあきらめない』勇姿とチャレンジの数々」を紹介している。

4月15日に発売される『廃線寸前!銚子電鉄』。【画像:交通新聞社】

著者の寺井さんは、銚子電鉄の「お化け屋敷電車」や「まずい棒」を企画プロデュースした。新書判192ページで990円。