上越新幹線で運ぶ鮮魚の定期販売スタート 毎週金曜日は「新幹鮮魚の日」



JR東日本スタートアップとフーディソンは1月17日から「新幹鮮魚の日」と題し、「新幹線物流」を活用した鮮魚の定期販売を品川駅(東京都港区)構内の鮮魚店で始める。実施期間は3月27日までの毎週金曜日。

新潟港での水揚げから東京の店頭販売までの流れ。【画像:JR東日本スタートアップ】

新潟港でとれた海産物を上越新幹線の「Maxとき316号」(新潟10時17分発→東京12時28分着)で運び、品川駅構内の鮮魚店「sakana bacca エキュート品川店」で販売する。朝にとれた海産物は14時30分頃、「sakana bacca」に到着する予定だ。JR東日本リテールネットとジェイアール東日本物流が協力して輸送する。

JR東日本スタートアップは、ベンチャー企業への出資や協業を推進するJR東日本グループのコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)。フーディソンは2017年度のJR東日本スタートアッププログラム採択企業に選ばれ、2019年4月にJR東日本グループと資本業務提携を締結。「sakana bacca エキュート品川店」をオープンした。同年6月には新幹線を使った鮮魚輸送の実証実験が行われている。