嵯峨野線「森の京都QRトレイン」運転 223系を茶・黒・金で装飾



JR西日本は3月12日、山陰本線(嵯峨野線)の亀岡駅(京都府亀岡市)でラッピング車「森の京都QRトレイン~Quality and Relaxing Train~」の披露式典と試乗会の出発式を行った。3月13日から営業運転に入っている。

外観は「森の京都」のコンセプトカラーである茶・黒・金の3色をベースに、このエリアを象徴する花・木・鳥をモチーフにした柄を配置。車内は中吊りポスターや窓上ポスター、つり革などを、「森の京都」エリアの伝統産業や暮らしに着目したデザインや素材で統一した。また、QRコードを活用して「森の京都」の情報を発信するという。

京都府は府内の山岳地帯(亀岡・南丹・京丹波・福知山・綾部の各市町と京都市右京区京北地区)を「森の京都」エリアとし、観光誘致を行っている。「森の京都QRトレイン」は京都~胡麻間などの普通列車で3年間運用される予定だ。