中国JRバスが山口県内で交通系ICカード導入 新山口~東萩「スーパーはぎ号」も



中国JRバスは3月20日、山口県内の路線バスにJR西日本のICカード「ICOCA」(イコカ)を導入する。

イコカが導入されるのは、山口県内の一部高速バスを除く全線。イコカのほか、全国相互利用サービスに対応した交通系ICカードでも乗ることができる。バスイコカ定期券サービスも同時に開始する。

路線バスは山口エリアが防長線と秋吉線(防府~山口・山口大学・中尾口、山口~秋芳洞・秋吉、山口~萩)に導入され、光エリアは光線(下松・光~室積)に導入される。高速バスは、新山口~東萩間の「スーパーはぎ号」(中国JRバス運行便のみ)に導入。山口・宇部~福岡線は導入されない。

これに伴い、現在のバスカードは3月31日をもって発売を終了。9月30日には利用できなくなる。4月1日から2026年3月31日までは、無手数料で払い戻しできる。

来年2022年春には、JR山陽本線のイコカエリアが拡大し、南岩国~徳山間でもイコカが利用できるように。これに伴い、中国JRバス(光エリア)などのイコカ定期券と、山陽本線の徳山以東の鉄道定期券が1枚のイコカで利用できるようになるという。