横浜市営地下鉄グリーンライン「増結」来夏から、ブルーライン3000A形もうすぐ引退

横浜市交通局は2月4日、2021年度の予算概要を発表した。横浜市営地下鉄の事業では、ダイヤ改正(3170万円)や、施設・設備の更新・補修(63億3174万円)、ブルーライン3000A形電車の更新(16億4369万円)、案内表示の改善(1億929万円)、駅の大規模改良工事(33億5316万円)、ブルーライン延伸事業の推進(1億6566億円)、グリーンラインの6両編成化(48億4275万円)を盛り込んだ。

4両編成で走るグリーンラインの列車。【撮影:草町義和】

ブルーラインの3000A形(全8編成)は導入から約28年が経過しており、車体や主要電気品の老朽化が進んでいることから、3000A形に代わる新型車両の3000V形電車が2017年度に1編成導入された。2021年度は新型車両1編成が納入される予定。試運転などを行ったうえで、2022年度に6編成が営業運転を開始し、2023年度も1編成が営業運転を開始する予定だ。これにより3000A形は3年ほどで全編成が引退するとみられる。

2017年に導入されたブルーラインの3000V形。【画像:ジュンP/写真AC】

ブルーライン・あざみ野~新百合ヶ丘間6.5kmの延伸区間は、2030年の開業を目指している。2021年度は関係機関との協議・調整や行政手続きを推進する。

グリーンラインは2008年に開業。開業時の利用者数は1日あたり約7万人だったが、近年は2倍以上の約15万人に膨れあがった、このため交通局は昨年2020年6月、グリーンラインの4両編成17本のうち10本を6両編成に増強する計画を発表している。

現在は新型コロナウイルスの影響で利用者が大幅に減っているが、交通局は将来的な乗車人員の回復に備えるとして、6両編成化の計画を継続。2021年度も駅ホームの延伸工事や車両基地の改良工事を進める。

2021年度末には駅ホームと車両基地の6両編成対応が完成し、2022年夏頃から順次、6両編成が導入される予定だ。車両増備は2022年度が3編成分、2023年度が3編成分、2024年度が4編成分になる。