中国の高速車両「復興号」シリーズのCR300AF形が1月31日、海南島に搬入された。2月上旬から営業運転を開始する。
海南日報などが報じた。CR300AF形の5編成が鉄道連絡船で海南島に搬入され、今後検査と試験を行ってから営業運転に入る予定という。1編成の定員は613人で、最高速度は250km/h。
海南島では2010年、北部の海口と南部の三亜を東側の海岸沿いに結ぶ全長308kmの高速鉄道が開業した。現在はボンバルディアの高速車両シリーズ「Zefiro(ゼフィーロ)」のうち、「ゼフィーロ250NG」をベースにしたCRH1A-A形電車などで運転されている。