日本初の都市ロープウェイ「横浜エアキャビン」4月開業 桜木町とみなとみらい結ぶ

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横浜市は1月13日、同市臨海部の都市「みなとみらい21」のロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN」(横浜エアキャビン)が、4月22日に開業すると発表した。

横浜エアキャビンのイメージ。【画像:泉陽興業】

横浜市と横浜エアキャビン事業主体の泉陽興業によると、ルートは桜木町駅から汽車道(国鉄貨物線の廃線跡を再整備した遊歩道)に沿って東北東に進み、みなとみらい21地区の新港ふ頭に入って、ショッピングセンターのワールドポーターズ付近を結ぶ。JR桜木町駅の東側に横浜エアキャビンの桜木町駅、ワールドポーターズ付近に運河パーク駅が設けられる。

全長は片道約630m、高さは最大で約40m。定員8人のゴンドラ36台で運転される。ゴンドラはバッテリー方式の冷房装置や安全監視システム、LED照明を搭載。照明デザイナーとして知られる石井幹子氏が照明計画を監修した。営業時間は10~22時、所要時間は片道約5分。運賃は大人1000円・子供500円だ。

横浜市が2017年度に実施した「まちを楽しむ多彩な交通の充実」の公募で、ロープウェイの整備構想が浮上した。泉陽興業は2019年1月29日、鉄道事業法に基づき普通索道による旅客運送の索道事業許可を取得。これまで工事が進められてきた。

横浜エアキャビンのルート。【画像:泉陽興業】

ロープウェイは急な斜面や勾配が多い山間部の観光地やスキー場に設置されることが多いが、海外の都市では都市空間の有効活用や地形の制約を受けにくい利点を生かし、ロープウェイを整備しているケースがいくつかある。

日本では1951~1953年、東急百貨店東横店(渋谷駅に隣接)に「ひばり号」というロープウェイが設置されたことがある。1989年に現在のみなとみらい21地区で開催され横浜博覧会(YES’89)では、横浜駅の東側から横浜博会場を結ぶゴンドラリフトが期間限定で設置された。

横浜市は横浜エアキャビンを「日本初の常設都市型ロープウェイ」とし、桜木町駅から新港ふ頭へのアクセスが便利になるほか、横浜の景観を楽しみながら移動できるとしている。

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