JR東日本の八戸線は12月1日に全線再開 台風19号で23カ所被害



東日本旅客鉄道(JR東日本)の盛岡支社は11月22日、一部の区間が不通になっている八戸線について、12月1日の始発から全線の運転を再開すると発表した。

八戸線の階上駅。【撮影:2019年8月、草町義和】

八戸線は、八戸駅(青森県八戸市)から太平洋岸に沿って久慈駅(岩手県久慈市)までの64.9kmを結ぶJR東日本の鉄道路線。台風19号の影響で被害を受け、階上(青森県階上町) ~久慈間の37.4kmで運転を見合わせている。

被害を受けた23カ所のうち、11月22日までに18カ所の復旧作業が終了。今後は残り5カ所の復旧作業が進められ、11月27日からは工事用車両や試運転列車が走る予定という。

同線を走る観光列車「TOHOKU EMOTION(東北エモーション)」は、12月13日から運転を再開する予定だ。