山陽新幹線「こだま」減便、在来線特急の通勤輸送を強化 JR西日本2021年3月13日ダイヤ改正

JR西日本は12月18日、来年2021年3月13日に実施するダイヤ改正の概要を発表した。すでに発表されている深夜帯の終電繰り上げなどのほか、山陽新幹線「こだま」の減便などを行う。

「こだま」の減便が実施される山陽新幹線。【画像:ポニー/写真AC】

山陽新幹線では、広島から東京への「のぞみ」始発列車の東京駅到着を6分繰り上げ、朝9時台に到着できるようにする。東京から岡山・姫路への最終列車も東京駅の発車時刻をそれぞれ3分繰り下げ、首都圏の滞在時間を拡大する。また、東海道・山陽新幹線を直通する「のぞみ」は臨時列車を増やし、臨時列車を含めた1時間あたりの最大本数が6本になる時間帯を拡大する。

一方、「こだま」は利用状況にあわせ、一部の列車で運転区間や運転日を見直す。現在の1日あたりの運転本数は平日68本、土曜・休日66本だが、改正後は平日1本減の67本、土曜・休日は7本減の59本になる。

北陸新幹線は、東北新幹線・上野~大宮間の最高速度向上(110km/h→130km/h)に伴い、所要時間を1分短縮。東京~金沢間の最短所要時間は「かがやき」が2時間27分、「はくたか」が2時間55分になる。冨山~金沢間の「つるぎ」は利用状況にあわせて減便。現在は1日36本の運転だが、改正後は月~木曜が2本減の34本、金曜が36本のまま、土曜・休日は1本減の35本になる。

在来線特急は、通勤時間帯の停車駅や運転区間を拡大。東海道本線(琵琶湖線・JR京都線)の「はるか」「びわこエクスプレス」は南草津駅に新たに停車するほか、山科駅の停車数も増やす。朝ラッシュ時はおおむね40分間隔、夕ラッシュ時はおおむね30分間隔の運転になる。

このほか、東海道・山陽本線(JR神戸線)の姫路発「らくラクはりま」の運転区間を現在の大阪着から新大阪着に拡大。新たに大久保駅に停車する。福知山線(JR宝塚線)の「こうのとり」は、夕方のラッシュ時間の列車が新たに西宮名塩駅に停車する。

紀勢本線(きのくに線)の方面の特急列車は、白浜発着の「くろしお」がすべて箕島・藤並・湯浅・南部の各駅に停車。「くろしお1号」は毎日、車体をパンダのデザインで装飾した「パンダくろしお」編成で運転する。

このほか、一部の特急列車は利用状況にあわせ、金~日曜・祝日を中心とした運転に変更する。北陸方面の特急「サンダーバード」は上下計8本が金~日曜・祝日を中心とした運転に。北近畿方面の「こうのとり」4本と「きのさき」2本は、土曜・休日を中心に運転する。関西空港アクセス特急「はるか」は当面のあいだ、おもに朝と夜の列車を除いて運転を取りやめる。

関連記事

ページ上部へ戻る