関東のJR・大手私鉄の終夜運転、一転して「全面中止」に 自治体の要請受け



JR東日本と東京地下鉄(東京メトロ)・京成電鉄・京王電鉄・京浜急行電鉄(京急電鉄)の関東大手私鉄4社は12月18日、本年度2020年度の年末年始(2020年12月31日深夜~2021年1月1日早朝)に関東エリアで実施する計画だった終夜運転を中止すると発表した。

当初は終夜運転を実施する計画だった東京メトロ。【撮影:鉄道プレスネット編集部】

各社とも昨年度2019年度よりおおむね縮小しつつ、終夜運転自体は実施する計画だった。しかし新型コロナウイルス「第3波」による感染拡大を受け、東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県と国土交通省が鉄道各社局に終夜運転の中止を要請。各社ともこれを踏まえて終夜運転を中止することにした。

関東大手私鉄はこのほか、東武鉄道・東急電鉄・小田急電鉄・相模鉄道(相鉄)の4社がすでに終夜運転の中止を決めていた。西武鉄道はもともと終夜運転を行っていない。