山陽電気鉄道(山陽電鉄)は1月7日、荒井駅(兵庫県高砂市)で進めてきた臨時改札口の設置工事が完了したと発表した。1月8日から使用を開始する。
臨時改札口は同駅南側の下り線ホームに設置。平日朝の7時15分から9時に限り出場することが可能で、それ以外の日時の利用や入場はできない。交通系ICカードに対応した出場専用臨時改札機2台が設置されるが、券売機と精算機、チャージ機はない。
山陽電鉄によると、荒井駅の1日の乗降人員は約1万3000人(2018年)。同駅の南側には企業が集積立地しており、臨時改札口を設置することで平日朝のピーク時におけるホームの混雑が緩和されるという。