東京都交通局は12月から、都営地下鉄の都営浅草線開業60周年と都営大江戸線の全線開業20周年にあわせ、記念ヘッドマークを取り付けた列車を各線で運転する。記念切符や記念グッズも発売される。
都営浅草線は60年前の1960年12月4日、押上~浅草橋間が開業。1968年までに押上~西馬込間の全線が開業した。同線の記念ヘッドマークは今年2020年12月4日から来年2021年6月3日まで掲出される。
都営大江戸線は1991年に練馬~光が丘間が開業。いまから20年前の2000年12月12日に都庁前~両国~汐留~都庁前~光が丘間の全線が開業した。記念ヘッドマークは今年2020年12月12日~来年2021年6月11日の期間、取り付けられる。
このほか、今年2020年9月26日に目黒~西高島平間の全線開業20周年を迎えた都営三田線も、同日から記念ヘッドマークを取り付けた列車が運行中。来年2021年3月25日まで掲出される。
都営浅草線開業60周年と都営三田線・都営大江戸線の全線開業20周年を記念した「都営まるごときっぷ」は、今年2020年12月19日から発売。各線の駅(押上・目黒・白金台・白金高輪の各駅を除く)で、それぞれの路線の列車(浅草線は開業式典)を券面にデザインした「まるごときっぷ」3種類が発売される。発売額は大人700円・子供350円。
記念グッズは12月12日から、キーホルダー(各500円)やコースター(各800円)などが発売される予定だ。
このほか、京成線と都営浅草線の相互直通運転も12月4日で60周年を迎えることから、開業60周年とは別に相互直通運転開始60周年記念のヘッドマークが同じ期間、都営車両と京成車両に取り付けられる。12月5日からは相互直通60周年の記念切符が発売される予定。