東急東横線の「廃線跡」でフリーマーケット 反町駅付近で開催



東急電鉄東横線の反町駅(横浜市)の上にある旧東横線跡の遊歩道「東横フラワー緑道」で11月28日、「東横フラワー緑道フェスタ」が行われる。

過去の「東横フラワー緑道フェスタ」の様子。かつての東急東横線の跡地で、この下に地下化された反町駅がある。【画像:横浜商工会議所】

反町駅前通り商店街の会長が委員長を務める実行委員会と、横浜商工会議所北部市部の共催。地域の商店街加盟店や町内会が企画するフリーマーケットなどが行われる。横浜商工会議所北部支部も、「かながわ宿ブランド」として認定している製品や商品などを展示、販売する。新型コロナウイルス対策のため、飲食ブースは設けないという。

開催日時は11月28日の10~16時(雨天中止)。反町駅上の東横フラワー緑道のほか、同駅前の反町ふれあいサロンも会場になる。

東横フラワー緑道は、東急東横線の東白楽駅付近から反町駅を経て横浜駅付近まで伸びる遊歩道。東横線のこの区間が2004年2月に地下化されたことから、地上に残った「廃線跡」の活用策として遊歩道として整備することになり、2006年から2011年にかけ整備された。

東横フラワー緑道のトンネル。【撮影:草町義和】

東横フラワー緑道フェスタは2015年5月から始まり、通常は毎年3・5・9・11月の第4土曜日に開催されている。