相鉄・JR直通線1周年でキャンペーン 「重ね押し」スタンプラリー・記念切符・グッズ



相模鉄道(相鉄)とJR東日本は11月12日、相鉄・JR直通線の開業1周年を記念したキャンペーンを実施すると発表した。スタンプラリーや記念切符・グッズの販売などを行う。

開業5日前(2019年11月25日)に羽沢横浜国大駅で行われた相鉄・JR直通線の出発式。【撮影:未来鉄道データベース運営部(K)】

スタンプラリーは11月21日~12月13日に実施。相鉄線の羽沢横浜国大・西谷・希望ケ丘・大和・かしわ台の5駅と、JR線の武蔵小杉・大崎・恵比寿・渋谷の4駅、合計9駅のスタンプを集めるもの。専用のスタンプ帳を11月21日から、相鉄線各駅とJR線の東京・横浜を中心とした関東のおもな駅で配布する。

羽沢横浜国大駅と西谷駅、武蔵小杉駅のスタンプは、この3駅に所属する駅員が共同でデザインを考案した。3駅のスタンプを重ね押しすることで、一つのデザインが完成するスタンプになるという。デザイン完成後、この3駅のいずれかの駅の改札窓口に申告すると、「重ね押しスタンプ賞」として開業1周年記念オリジナルカードがプレゼントされる。

「重ね合わせスタンプ」のイメージ。【画像:相鉄・JR東日本】

9駅すべてのスタンプを集め、指定された店舗で交通系ICカードの電子マネーを使って合計300円以上の買い物をすると、「コンプリート賞」として両面ポストカードと缶バッジのセットが先着8000人にプレゼントされる。賞品引換期間は12月14日まで。

1周年記念の記念切符やオリジナルグッズも11月21日から発売。羽沢横浜国大駅で「相鉄・JR直通線開業1周年記念硬券」(1セット300円)、武蔵小杉駅では「キャラクターコラボグッズ」(キーホルダー550円、ボールペン616円、クリアファイル370円)を販売される。二俣川駅の「SOTETSU GOODS STORE」やJR駅構内の「NewDays」の一部の店舗でも、クリアファイルやマスクケース、キーホルダーなどのグッズが販売される。

さらに11月29日の8時から、羽沢横浜国大駅で「羽沢横浜国大駅開業1周年記念入場券」を1セット700円で販売。1200セットの限定販売になる。

「相鉄・JR直通線開業1周年記念硬券」のイメージ。【画像:相鉄・JR東日本】
「羽沢横浜国大駅開業1周年記念入場券」のイメージ。【画像:相鉄・JR東日本】

また、武蔵小杉駅の指定席券売機で2000円以上購入して改札窓口に申告すると、同駅の駅員がデザインした「相鉄・JR直通線開業1周年記念オリジナルコースター」が先着100人にプレゼントされる。

相鉄・JR直通線は昨年2019年11月30日に開業した。相鉄線の西谷駅と羽沢横浜国大駅の2.1kmを結び、羽沢横浜国大駅でJR東海道本線貨物支線(羽沢線)と接続。相鉄線とJR線(新宿方面)の相互直通運転が行われている。

2022年度下期には、羽沢横浜国大駅と東急電鉄東横線の日吉駅を結ぶ相鉄・東急直通線が開業する予定。相鉄線と東急線の相互直通運転も始まる予定だ。