JR四国と四国西部で路線バスを運行しているバス会社は9月23日、相互に振替輸送を行うための代替輸送契約を締結したと発表した。
振替輸送の対象区間は、JR予讃線・伊予長浜～伊予大洲間と伊予鉄南予バス・長浜駅前～大洲駅前間、JR予土線・窪川～十川間と四万十交通・窪川駅前～十川駅間、JR予土線・宇和島～松丸間と宇和島自動車・宇和島駅前～松丸間。愛媛県西部と高知県西部を中心としたエリアになる。
JR四国の鉄道路線が事故や災害などで長時間運転を見合わせる事態が発生した場合、あらかじめJRの切符を購入していれば、並行する路線バスを利用できるようにする。逆にバスが長時間運転を見合わせる事態が発生した場合も、あらかじめバスの切符を持っていれば並行する鉄道路線を利用できる。
10月1日から代替輸送契約の運用を開始する。各社は振替輸送を実施する場合、その都度ウェブサイトなどで案内する。