福岡~韓国・釜山「クイーンビートル」1月30日から予約開始 JR九州高速船の新型船



7月に就航する「クイーンビートル」のイメージ。【画像:JR九州】

JR九州高速船は1月30日から、福岡と韓国の釜山(プサン)を結ぶ国際航路に導入する新型高速船「QUEEN BEETLE(クイーンビートル)」の予約受付を始める。

「クイーンビートル」は7月15日から運航開始。初日の7月15日は福岡9時30分発→釜山13時10分着と釜山15時00分→福岡18時40分着の時刻で運航され、7月16日~8月31日は福岡8時30分発→釜山12時10分着と釜山15時00分発→福岡18時40分着の計画だ。

燃油特別付加運賃や出国税などの諸費用を除いた普通運賃は、スタンダードクラスで片道1万6000円。ビジネスクラスを利用する場合は片道5000円の追加料金がかかる。予約は新しいウェブサイト(1月29日開設予定)などで、1月30日の9時から7月15日~8月31日乗船分を受け付ける。9月以降乗船分の予約開始日は3月以降に案内される予定だ。

「クイーンビートル」のキャンペーンも2月1日から実施。JR九州高速船の公式ツイッターアカウントをフォローしてキャンペーン対象のツイートをリツイートすると、抽選で7月15日の「クイーンビートル」就航初便に招待される。

「クイーンビートル」は三つの船体を並べてつないだ形の三胴船(トリマラン)構造を採用。全長約84m、幅約20mで総トン数は約2300総トン。現在就航している160総トン台の水中翼船「BEETLE(ビートル)1~3世」より大型で、定員も「ビートル1~3世」の約2.5倍となる502人だ。

船体は赤をベースにしたデザイン。船内は3階建てで、1階はスタンダードクラス席やセミコンパートメント席のほか、カフェやラウンジ、子供向けスペースなども設けられる。2階はビジネスクラス席や免税店、3階は展望サロンや展望デッキを設置。船内では無料の公衆無線LAN(Wi-Fi)を使えるようにする。

赤をベースにした船体のイメージ。【画像:JR九州】
ビジネスクラス席のイメージ。【画像:JR九州】
ラウンジのイメージ。【画像:JR九州】
子供向けスペースのイメージ。【画像:JR九州】
デッキのイメージ。【画像:JR九州】