相鉄・東急直通線の新綱島駅、開業時の駅名を募集 東横線の綱島駅に近接



東急電鉄は、神奈川東部方面線のうち相鉄・東急直通線内に設けられる新綱島駅(仮称、横浜市港北区)について、8月10日から開業時の駅名を一般から募集する。

島式ホーム1面2線の地下駅になる新綱島駅の工事現場。【撮影:草町義和】

応募できるのは港北区内に在住・在職・在学の人。東急電鉄ウェブサイトの応募専用フォームか郵便はがきで受け付ける。「新綱島」か「東綱島」、「綱島」以外の名称(自由記入)を選んで記入する。応募期間は8月10日から9月6日まで。

相鉄・東急直通線は、羽沢横浜国大~新横浜~日吉間の約10kmを結ぶ新線。2020年度下期の開業を予定している。相模鉄道(相鉄)が運営する西谷~羽沢横浜国大間2.1kmの相鉄・JR直通線と接続して相鉄線と東急線の相互直通化を図る。新横浜駅を境に運営会社が相鉄と東急電鉄に分かれ、西谷~羽沢横浜国大~新横浜間が「相鉄新横浜線」、新横浜~日吉間が「東急新横浜線」になる。

新駅(新綱島駅)の位置。【画像:東急電鉄】
新綱島駅のイメージ。【撮影:草町義和】

新綱島駅は「東急新横浜線」・新横浜~日吉間の中間駅。東急東横線の綱島駅から東側へ約100m離れた場所の地下に、島式ホーム1面2線を設ける。現在の駅名は仮称で、東急電鉄は募集した駅名案について「応募数による決定ではありません。ご応募いただいた駅名や理由を参考に、新駅にふさわしい名前を選考します」としている。新横浜駅も仮称だが、このまま開業時の駅名になる予定だ。

新綱島駅の地上工事ヤード。【撮影:草町義和】