JR各社は12月13日、2020年3月14日に実施するダイヤ改正の概要を発表した。
JR北海道は、新千歳空港アクセス列車の快速「エアポート」を32本増発し、毎時5本化。増発する「エアポート」のうち4本を速達タイプの「特別快速」とする。また、函館本線(山線)の長万部~小樽間に新型電気式気動車のH100形を導入する。
JR東日本は、東北新幹線「はやぶさ」と上越新幹線「たにがわ」を増発。仙台空港アクセス線方面の一部列車は現在の2両編成を4両編成に増強。磐越西線の郡山~会津若松間で快速「あいづ」を運転し、一部の座席をリクライニングシートの指定席にする。
山手線・京浜東北線の田町~品川間に高輪ゲートウェイ駅が開業。京浜東北線は快速列車も停車する。伊豆方面に特急「サフィール踊り子」がデビューする。中央・総武線の各駅停車は三鷹~千葉間で終日直通運転を行い、中央線快速は東京~高尾間で終日快速運転を実施。これにより早朝と夜間に運転されている東京~三鷹方面の中央線各駅停車が消滅する。