高山本線の飛騨萩原~飛騨小坂間と渚~高山間、7月18日から再開



JR東海は7月17日、豪雨の影響で運休中の高山本線・飛騨萩原~高山間(岐阜県)のうち、7月18日から飛騨萩原~飛騨小坂間と渚~高山間の運転を再開すると発表した。運休区間が飛騨小坂~渚間に縮小される。

7月18日以降の高山本線の運転区間と不通区間。【画像:JR東海】

飛騨萩原~飛騨小坂間と渚~高山間は7月18日から、普通列車のみダイヤを変更して運転。特急「ワイドビューひだ」は引き続き、本数を減らして名古屋~下呂間と高山~猪谷間で運転する。

飛騨萩原~高山間は7月豪雨の影響で土砂が流入するなどの大きな被害が発生し、運転を見合わせている。このうち飛騨萩原~飛騨小坂間と渚~高山間は7月16日から代行バスを運転。7月20日始発までに列車の運転を再開する予定としていた。

残る飛騨小坂~渚間は、高山本線に隣接する国道41号も被災しており、代行バスも運転されていない。再開時期のめどは立っておらず、JR東海は「道路管理者や自治体の皆様にもご尽力いただいて、全力で復旧に取り組んでおります」としている。