JR東海の新型車両「315系」意匠登録 在来線普通列車の更新、2021年度から製造



JR東海が出願していた旅客用鉄道車両のデザインが、このほど意匠登録された。登録された意匠の図面から、1月にJR東海が発表した315系とみられる。

315系のイメージ。【画像:JR東海】

工業的なデザインの権利(意匠権)の保護を受けようとする場合、特許庁に意匠登録を出願して登録を受ける必要がある。意匠公報によると、JR東海は今年2020年1月17日付けで旅客車の意匠を出願。5月25日に登録され、6月15日に発行された。

JR東海の315系は、同社の発足前後に導入された電車の更新を目的に計画された、普通列車用の電車。2021年度から2025年度にかけて352両を新製し、名古屋や静岡のエリアを中心に中央本線や東海道本線、関西本線などに順次導入される計画だ。製造費は付帯工事費を含め約720億円。